第3回にっきょう応援メッセージ

パ・リーグ王者 埼玉西武ライオンズよ!来季は日本一を掴め!

みなさん、こんにちは。野球と懐メロとお相撲が大好きな、シンガーソングライター・タレントの立花夢果(たちばなゆめか)です。
11月になりだいぶ寒くなってきましたが、元気に勉学に励まれていますか?
かなり久しぶりのコラムになってしまいましたが、また私のにっきょうコラムを再開しますので、どうぞ宜しくお願い致します。
さて、今年のプロ野球は日本シリーズにおいて、福岡ソフトバンクホークスがセ・リーグの覇者広島東洋カープを破り、2年連続の日本一に輝きました。
ホークスの4勝1敗1分で終了しましたが、その試合内容は2度の延長戦を含む緊迫したシリーズでした。
しかしパ・リーグにおいて、143試合のシーズンを制し優勝を果たしたのは【埼玉西武ライオンズ】なのです!
ライオンズは、シーズン終了後に行われるクライマックスシリーズ(CS)・ファイナルステージで惜しくも敗退し、日本シリーズに進出する事ができませんでした。

(2018年10月18日 CSファイナルステージ第2戦。以下全てメットライフドームで撮影。)

私は今季の戦いぶりを見ていて、今年一度も首位を譲らずぶっちぎりで優勝したライオンズと、セ・リーグを三連覇したカープの日本シリーズが見たいと強く願っていました。
そういう想いからファイナルステージの第2戦、『ドーム球場』なのにスタンドと屋根の間が空いているので夏蒸し暑く、秋から春先までは寒い、メットライフドームにライオンズを応援しに行ってきました。10月半ばのナイターは、もうすっかり寒かったです。来場者全員に配られたフリースの膝掛けが、どんなにありがたかった事でしょう!

CS第2戦のヒーローインタビュー中の栗山巧選手。試合スコアは13-5

ライオンズは、第1戦エースの菊池雄星投手で試合を落とし、私が見に行った第2戦は自慢の打線が爆発し勝ちましたが、投手が締まらない試合だったのは確かでした。 初戦に勝てればもう少し違う展開になっていたかも知れませんが、第3戦第4戦共に大差で負けてしまい、完全に流れがホークスに行ってしまったように感じました。

本塁打王6回!ライオンズのベテラン、中村剛也選手の豪快なスイング

迎えた第5戦、クライマックスシリーズでは攻守共に絶不調だった『おかわり君』こと中村剛也選手が9回裏2アウトで意地のホームランを打ち、1点差まで詰め寄りましたが反撃及ばず。
私はライオンズが負けてしまい、日本シリーズに進出できないという現実に、しばらく放心状態となっていました。 しかしこのホームランと、前日に左手を負傷した森友哉捕手が怪我を押して試合に出るという闘志あふれる精神力には胸が熱くなりました。

小さな体で打席ではいつもフルスイング。ライオンズ森友哉捕手(中央)

ホークスは過去に何度も経験し苦汁も飲んできた短期決戦の戦い方を知っていました。本来先発の武田翔太投手を中継ぎに入れる、第2戦中継ぎで好投したアンダースローの高橋礼投手を第5戦の先発に抜擢するなど、投手起用が的中。
打線の破壊力、控えの選手の充実感、ベテラン内川聖一選手の復帰などもあり、短期決戦らしい嫌らしい野球をしていたように思います。 ライオンズのシーズン中に見せた、打たれても打ち勝つ野球が、ファイナルステージでは投手がいつも以上に打たれて、打者も打てなければそれは負けてしまいます。ライオンズが力を出し切れずに終わってしまったのは、短期決戦の経験の差が大きかったと思います。

アンダースローのホークス ルーキー高橋礼投手(右)。テンポもよくタイミングが取りづらい

私はシーズンで優勝したチームが日本シリーズに出場するのが一番良いと思うのですが、クライマックスシリーズの制度が出来てから必ずしも優勝チームが出場するとは限らない日本シリーズとなりました。
それにより【日本一】の意味も時代と共に変化したように思います。 とはいえ今の制度上、クライマックスシリーズを勝ち抜いたチームが日本シリーズに進出というルールなので仕方がありません。
ファイナルステージはシーズン優勝チームに1勝のアドバンテージがあり、ホーム球場で開催できるという利点もあるのですが、短期決戦というのはその時の調子、勢い、ちょっとしたきっかけが試合の流れに大きく影響するので長いシーズンとは別物なのですよね。 クライマックスシリーズは、6チーム中3位までのチームが勝ち上がるチャンスがあり、毎年熱戦が繰り広げられてとても盛り上がるのですが、今年のようにシーズンでぶっちぎりの優勝をしたチームが負けてしまうというのは、選手やファンの方々の気持ちを考えると、なんと切なく悲しい事なのでしょう、、、
日本シリーズ進出を逃した直後、嗚咽と悔し涙で挨拶をする監督の姿を見るのは初めてでした。こんなにも感情を露わにした辻監督の元、ライオンズは来年もっと強くなる!と私は感じたのです。
今年のパ・リーグ王者はあくまでも【埼玉西武ライオンズ】です!優勝が薄れる事はありません。王者は胸を張って!!
また来季も優勝とその先にある日本一を掴むために、更に頑張って欲しいです。

ライオンズは低迷期を乗り越え、選手を育て10年ぶりのパ・リーグ優勝を果たしました。
143試合を見据えて勝利を積み重ねたライオンズの優勝は、とても価値のあるものです。
それは勉強でも同じ事だと思います。将来を見据えて勉強すれば、いつか花が開く時が来る事と思います。
勉強した事は決して無駄にはなりませんし、思いがけない時に役に立つ場合もあります。また、悔しい事や失敗も含めて色々な経験をする事は、人生において悪い事ではないのです。
それから何を学び、どう活かしていくのか。それが『人生の経験値』となるのです。
長く苦しい道のりも、良い時も悪い時も、みなさんくじけずに夢を持って頑張って下さい!
立花夢果

ライオンズの球団マスコット、レオ(左)とライナ(右)

☆立花夢果 プロフィール☆
ジャンル:歌手・タレント
出身地:東京都 誕生日:9月4日
趣 味:野球観戦・大相撲観戦・野球ユニフォーム集め(130着保有)
特 技:作詞&作曲・コアな野球知識・料理
資 格:野球知識検定4級・調理師・アスリートフードマイスター3級
【 主な芸歴 】
■雑誌 『週刊ベースボール』、『FLASHスペシャル』(野球関連対談)
■ラジオJ-WAVE『PARK IN THE SKY』(プロ野球開幕前特集 コメンテーター)
■コラム『SPORTS ONE』スポーツの為の食事学入門
■CD『GO!GO!DREAMS~勝利の弾丸ライナー☆』、『終わらない夢へ。』他多数
■ライブ【野球ソングと懐メロの二刀流!】で都内ライブハウスに出演中。
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