日々、受験勉強や学校のテスト勉強などお疲れ様です。忙しい中この文章に目を通していただきありがとうございます。
にっきょうの卒業生として、がんばっている皆さんを少しでも応援できればと思い書かせていただきました。
もし中学3年生の頃の自分に会えるのであれば、伝えたいことが2つあります。
1つ目は、「夏合宿」についてです。「これだけ合宿中本気で勉強したのに全然思うように点数がとれなかった。」当時の自分を含め今年の中3生の中にもそう感じている人は多くいると思います。しかしながら今思い返してみると、にっきょうの夏合宿は決して即効性のあるものではなく、残り半年の受験勉強のなかでじわじわと実感できるものでした。勉強の仕方や習慣など一人ひとりなにかしらの手ごたえを合宿中に感じたのではないでしょうか。その手ごたえが、必ずこれからの心の支えとなってきます。安心して勉強に励んでください。
2つ目は「にっきょうの先生方への感謝の気持ちを常に持ち続けてほしい」ということです。にっきょうを卒業してから何年も経ちますが、いまだに先生方へのお世話になった思いは変わりません。チューターという形で合宿に4年間参加させていただいたのも、少しでも恩返しがしたいという思いからでした。では今のみなさんにできる恩返しとは何でしょうか。それは過去問、模試で1点でも多くの点数を取り、受験当日に全力を出し切り自分の志望校に合格することです。先生方にとってこれより幸せなことはないと思います。決して人のために勉強するのではないことはわかっているのですが、にっきょうのみなさんにはこころのどこかでいつも感謝の気持ちを持ち続けながら勉強に励んでもらいたいです。
長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございます。半年後、にっきょうの教室が笑顔であふれていることを楽しみにしています。
2010年度 武蔵関教室卒業生 乙藤康次郎