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竜巻の通り道

tornadetracks.jpgおもしろい記事を見つけたので紹介。

NOAA(= National Oceanic and Atmosphere Administration アメリカの国立大洋大気庁)で公開されたデータを元に、過去56年にわたるアメリカで発生した竜巻(tornado)の通り道をイメージ化した写真です。明るいところほど竜巻のスケールが大きいということになります。

竜巻の大きさを表す単位(尺度)は一般的にFスケールが用いられています。このFは藤田(Fujita)のF。調べてみるとはやり日本人の科学者でした。シカゴ大学の名誉教授藤田哲也博士(福岡県出身)が1971年にアメリカ人と一緒に提唱したのが始まりで、藤田博士は竜巻の研究の世界的権威でMr. Tornadoと呼ばれています。

この写真の右下にもThe Fujita Scaleという表記が認められます。

先月5月7日にも茨城県つくば市で竜巻が発生して大きな被害をもたらしたことは記憶に新しいですが、ここ数年の日本の気候変動も昔に比べ大きく変化してきていることは否めません。ここ東京でもこれからの季節はゲリラ豪雨や大きな雷が起こります。筆者もつくば市で竜巻が起きた日(連休最終日)は御嶽山のトレッキングをしており、途中天候が変わり雷雲が発生し、山中で雷に遭遇しました。恐かったです。

写真を見るとアメリカの中央から東側だけに竜巻が起こっていることが興味深いですね。特に大きな竜巻が起こる多発地帯はアラバマ州、ミシシッピー州、テネシー州、ジョージア州などのアメリカ南東部に太い明るい線が見られますね。

最後に、竜巻をテーマにした映画紹介。ツイスター(Twister)という作品です。監督は撮影監督のキャリアが長かったヤン・デ・ボンという人。竜巻を追跡調査することに没頭する研究者(奥さん)と気象予報官(旦那さん)を中心にストーリーは進みますが、脇を固める役者さんがすごくいい味を出しています。中にはアカデミー主演男優賞をとったフィリップ・シーモア・ホフマンという役者さん(筆者は昔からこの人が大好き)がすごくいい味を出して、アメリカ人の若者を演じています。脚本がジュラシックパークの原作者のマイケル・クライトンなのでおもしろくないわけがありません。

オリジナルの記事はこちらから。

アメリカのNOAAのサイトはこちらから。

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