2021「にっきょう通い合宿」について

2021年度第48回夏期合宿

『夏期通い合宿』概要
対象 小6中学受験クラス生・中学3年生
場所 光が丘教室 武蔵関教室
期間 8/4(水)~8/10(火) ※8/7は休み 計6日間

通い合宿 趣旨
毎年恒例で実施しています長野県志賀高原での「夏期勉強合宿特訓」についてですが、本年度も東京での「通い合宿」の形で実施することに決定しました。
勉強面だけでなく、精神面も鍛えていく学院の一大行事である「合宿」。今年も昨年に続いてコロナウィルス感染予防対策が合宿地では難しいと判断したため、東京での合宿に代わりますが、例年の合宿と同様の教材を使用し、授業時間・演習時間を増やし、成果上昇を狙います。
志賀高原での合宿ではスマートフォンもテレビもゲームも漫画もありませんでした。勉強すること以外一切何もない環境でした。しかし東京での「通い合宿」は勉強を終えたら毎日家に帰ることになります。誘惑はいたるところにあります。そこで昨年同様、そういう「誘惑」(スマートフォンもテレビもゲームも漫画)の存在を一切断つことにご協力いただき、普段と大きく空気感を変えて一心に勉強に向かってほしいと考えています。
本気でやればやるほど次から次に「できない自分」と向かい合うことになります。自分がこうありたいという理想を持ち、それに向かって勉強しているのだから「できない自分」に出会うのは当たり前です。そこからもがき、悩みながらも勉強し続けることによって、少しずつ「できる自分」を知り、限界など無いんだと知ることになります。合宿はそれができる空間です。だからこそ壁を乗り越えた先にある新しい自分を誇らしげに思い一緒に乗り越えた仲間を大切な同志と思えてきます。「受験は団体戦です」という思いはそんな体験から生まれてくるのでしょう。合宿での経験は入試に向けての大きな糧になるし、卒業後も自分の宝物になった出来事として残ります。
昨年度の合宿参加の保護者の皆様からも卒業時に「夏の合宿がきっかけになりました」「あそこから本人が変わりました」という声を聴きました。東京での合宿でも志賀高原の合宿と遜色なく与えられるものはあるんだと感じ、また東京だからこそできることがたくさんあるんだとわかりました。今年も同様の成果が出せるよう受験生に寄り添っていきます。
最後の「御褒美」である演芸会はありませんが、クラス単位、教科単位の表彰があります。最優秀賞・優秀賞・努力賞です。もちろん景品もあります。もちろんモノで釣るわけではありません。一人一人が前を向き、自分にどれだけのことが出来るかを発見してほしいと思います。そんな中では結果や成績は二義的なものとなりますが、それでも自分の励みになると思います。
「通い合宿」では、各々がどれだけのことが出来るか、限界だと思っていたことが全然限界ではなくもっともっとできる自分を発見できる機会になるはずです。
日本教育学院は46年間、志賀高原・北志賀・蔵王で合宿を行ってきました。そこに東京が加わることになります。46年の伝統とその思いを引き継ぎ、48回目である今年も「参加してよかった」という声が聴けるよう頑張っていきます。

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